違いは何?結局どっちがお得?セブンカード・プラスとセブンカード

セブンカード・プラスとセブンカード(新規受付終了)。

どちらもセブン&アイ系列のお店でお得になるカードですが、一体どんな違いがあるんでしょうか?

セブンカード・プラスの入会キャンペーンは店頭でも頻繁に行われているので、

「もしかしてセブンカード・プラスの方がお得なのかな?」

と思うかもしれません。

ただ、せっかくセブンカード・プラスを作るなら、やはりそれなりのメリットは欲しいですよね。

セブンカード・プラスを作ったのに何のメリットもなかったら意味がないですし…

ということで今回はセブンカード・プラスとセブンカードの違いについて解説していきます。

先に簡単な結論を言ってしまうと、セブンカード・プラスの方がポイント面で若干お得なわけですが…

詳しくは本文で紹介していきますね。

 

セブンカード・プラスとセブンカードで共通する内容

セブンカード・プラスとセブンカードの違いを解説する前に、2枚のカードで共通する内容を紹介しておきます。

項目 解説
年会費
  • 初年度無料
  • 2年目以降は前年度5万円以上のカード利用(家族会員利用分含む)があれば無料
  • 通常は本会員500円(税込)、家族会員200円(税込)
累計ボーナスポイント イトーヨーカドー、ヨークマートでの年間カード利用額に応じたボーナスポイントがもらえる
店頭対象商品のボーナスポイント イトーヨーカドーとセブンイレブンで、店頭対象商品の購入時にボーナスポイントがもらえる
ポイント有効期限 最長で2年
ハッピーデー 8のつく日はイトーヨーカドーで5%割引

すでにセブンカードを使っているのであれば、このあたりの内容はわかっていると思います。

では次にセブンカード・プラスとセブンカードで異なる点について見ていきましょう!

 

セブンカード・プラスとセブンカードで異なる内容

セブンカード・プラスとセブンカードの違いは大きく2つあります。

  • ポイントの違い
  • nanaco一体型・紐付型が選択できるかどうか

では詳しく解説していきます。

 

セブンカード・プラスとセブンカードの違い①:ポイントの違い

セブンカード・プラスとセブンカードの違いの1つ目がポイントの違いです。

ただ、ポイントの違いと言ってもさらに細かく分類できますので、以下のように分けて解説していきます。

  • 貯まるポイントの種類
  • nanacoチャージポイント
  • ポイント還元率
  • ポイントの使い道

ではそれぞれ見ていきましょう。

 

ポイント面での違い①:貯まるポイントの種類

セブンカード・プラスとセブンカードで貯まるポイントは以下のように異なります。

  • セブンカード・プラス … nanacoポイント
  • セブンカード … セブンカードポイント

基本となるポイント還元率はどちらも0.5%で同じです。

ただ、この後に解説する

  • nanacoチャージポイントの違い
  • 店舗によるポイント還元率の違い
  • ポイントの使い道の違い

などの違いが、セブンカード・プラスとセブンカードにはあります。

 

ポイント面での違い②:nanacoチャージポイント

セブンカード・プラスとセブンカードでは、nanacoチャージやオートチャージが可能です。

ただ、nanacoチャージでポイントが付くのはセブンカード・プラスのみとなっています。

セブンカードはnanacoチャージでポイントが付きません。

そして、セブンカード・プラスではnanacoチャージによるポイントの二重取りも可能です。

  • セブンカード・プラスでnanacoチャージ … 200円(税込)につき1ポイント
  • チャージしたnanacoで支払い … 100円(税抜)につき1ポイント

nanacoチャージによるポイントの二重取りもセブンカード・プラスがおすすめな理由の1つです。

 

ポイント面での違い③:ポイント還元率

セブンカード・プラスとセブンカードはともにセブン&アイ系列のお店でポイント還元率がアップします。

ただ、それぞれのカードでポイント還元率に微妙な違いがあります。

  セブンカード・プラス セブンカード
 
セブンイレブン、デニーズ 200円(税込)で3ポイント
アリオ、7ネットショッピング 200円(税込)で2ポイント
イトーヨーカドー 200円(税込)で3ポイント 100円(税抜)で1ポイント+100円(税込)で0.5ポイント
西武、そごう 200円(税込)で2ポイント 200円(税込)で1~2ポイント
ヨークマート 200円(税込)で1ポイント 100円(税抜)で1ポイント+100円(税込)で0.5ポイント

※クレジット払いの場合

ポイント還元率が同じ店舗もあれば、税込・税抜で細かなポイント還元率の違いがある店舗もあります。

ただ、基本的にはどの店舗でも、セブンカード・プラスとセブンカードのポイント還元率はほぼ同じと捉えてもらってOKです。

ですが、セブンカード・プラスとセブンカードでポイント還元率が異なる店舗が、実は1店舗だけあります。

わかりますか?

その店舗というのがヨークマートです。

先ほどの表にも書きましたが、ヨークマートではセブンカード・プラスとセブンカードのポイントが以下のように異なります。

  • セブンカード・プラス … 200円(税込)で1ポイント(0.5%)
  • セブンカード … 100円(税抜)で1ポイント+100円(税込)で0.5ポイント(約1.5%)

ヨークマートではセブンカードの方がお得なんですね。

ただ、ですね…

実はある方法を使うことで、ヨークマートでもセブンカード・プラスがお得になります。その方法とは?

答えはnanacoチャージを使う方法です。

先ほどセブンカード・プラスではnanacoチャージによるポイントの二重取りが可能だとお話ししました。

このポイントの二重取りによって、セブンカード・プラスはヨークマートでもお得になります。

実際に比較してみましょう!

  • セブンカード・プラス … nanacoチャージ200円(税込)で1ポイント+nanaco払い100円(税抜)で1ポイント ⇒ 還元率約1.5%
  • セブンカード … クレジット払いで100円(税抜)で1ポイント+100円(税込)で0.5ポイント ⇒ 還元率約1.5%

セブンカード・プラスのnanacoチャージを使うことで、セブンカードと同等のポイント還元率になりました。

ということでヨークマートでもセブンカード・プラスがお得に使えるのがわかったかと思います。

ヨークマートを含めたセブン&アイ系列のお店で、セブンカード・プラスはお得に使えるのでご安心を。

 

ポイント面での違い④:ポイントの使い道

ポイントの使い道についてもセブンカード・プラスとセブンカードで違いが出てきます。

 セブンカード・プラスのポイントの使い道

ポイントの使い道 ポイント単位
nanacoポイントとして利用 1ポイント=1円
ANAマイルに交換 500ポイント=250ANAマイル
ANA SKYコインに交換 500ポイント=500ANA SKYコイン

 セブンカードのポイントの使い道

ポイントの使い道 ポイント単位
イトーヨーカドー、ヨークマートで利用 1ポイント=1円
nanacoポイントに交換 500ポイント以上100ポイント単位
ANAマイルに交換 3,000ポイント=1,500ANAマイル
アカチャンホンポギフトカードに交換 3,000ポイント=アカチャンホンポギフトカード3,000円分
セブンイレブン記念財団への募金に交換 1,000ポイント=1,000円分募金
家族間でポイント移行 500ポイント以上100ポイント単位

セブンカードのポイントはイトーヨーカドーやヨークマートでの使い勝手がいいです。

ポイント交換の手続きもなく、レジにて簡単にポイントを使うことができますからね。

ただ、セブンカードのポイントを他のポイントなどに交換する場合は、ポイント交換単位が大きいというのがデメリットです。

セブンカードのポイントをnanacoポイントに交換するにしても、最低500ポイントは必要になります。

それに対してセブンカード・プラスのポイントなら、1ポイント単位でnanacoポイントとして使うことができます。

また、セブンカード・プラスのポイントはマイルなどへの交換単位も少ないのでおすすめです。

 

セブンカード・プラスとセブンカードの違い②:nanaco一体型と紐付型の選択

セブンカード・プラスではnanaco一体型と紐付型の2つのカードタイプから選ぶことができます。

セブンカードにはもちろん一体型・紐付型はありません。

ただ、セブンカードはnanacoとの紐付けができるので、ある意味では紐付型と言うこともできます。

ですが先ほども説明した通り、セブンカードはnanacoチャージでポイントが貯まりません。

nanacoチャージでポイントが付く分、セブンカードよりもセブンカード・プラスの方がお得だということが改めてわかると思います。

 

セブンカード・プラスとセブンカードの違いまとめ

セブンカード・プラスとセブンカードの違いについて解説してきました。最後に重要なポイントをまとめます。

セブンカード・プラスとセブンカードではそこまで大きな違いはありません。

  • ポイント還元率は0.5%
  • セブン&アイ系列のお店でポイントアップ
  • イトーヨーカドーでの割引

などはどちらのカードにも共通しています。

ポイント面ではセブンカード・プラスとセブンカードで細かな違いがありますが、その中でも特に大きな違いはこちらですね。

  • セブンカード・プラスはnanacoチャージでポイントが付く

これがセブンカードにはないセブンカード・プラスだけの一番大きな特徴です。

そして、セブンカード・プラスではnanacoチャージを使うことで、ポイントの二重取りもできます。

つまり、ポイントの二重取りができる分だけ、セブンカード・プラスの方がお得ということなんですね。

今セブンカードをお持ちでしたら、セブンカード・プラスに切り替える価値は十分あります。

セブンカード・プラスに切り替えて、さらにお得にポイントを貯めてみてはいかがでしょうか?

入会特典付きセブンカード・プラス公式

 

ちなみにセブンカードからセブンカード・プラスへの切り替えについては、こちらの記事で詳しく解説しています。

>>セブンカード・プラスへの切り替えについて

セブンカード・プラス切り替え前の疑問が解消できるので、参考にしてみてください。

 

JCBとVISAならどっち?失敗しないセブンカード・プラスの選び方

セブンカード・プラスのJCBとVISAの違い

セブンカード・プラスではJCBとVISAの2つの国際ブランドを選ぶことができます。

なのでどちらの国際ブランドがいいか迷ってしまいますよね。

「結局どっちがお得なんだろう?」
「せっかくならお得な方を選びたい」

このように悩まれていないでしょうか?

今回の記事では国際ブランド選びで悩まれているあなたのために、セブンカード・プラスの国際ブランドの違いについて解説していきます。

実はセブンカード・プラスでは、国際ブランドの違いによって細かな違いが出てきます。

違いを理解してJCBとVISA、どちらの国際ブランドが自分に合っているかを見極めてみてください。

 

セブンカード・プラスのJCBとVISAで共通する内容

まず最初にセブンカード・プラスのJCBとVISAで共通する内容を紹介します。

  • 初年度年会費は無料
  • 前年度5万円以上のカード利用があれば、2年目以降も年会費が無料
  • 家族カード、ETCカードを無料発行可能
  • ポイント還元率は0.5%
  • nanacoチャージでも0.5%のポイントが付く
  • 8のつく日はイトーヨーカドーで5%OFF
  • 海外での日本語サポート(JCBはJCBプラザ、VISAはハローデスク)
  • 両国際ブランドとも審査はJCBが代行

基本となる特典内容はJCBとVISAで共通しています。

また、両国際ブランドともJCBが審査代行をしているというのも1つのポイントです。

つまりセブンカード・プラスでは、JCBとVISAで審査難易度は変わらないということになります。

「できるだけ審査に通りやすいブランドがいいな~」

とお考えの場合も、特に審査難易度は気にする必要がありません。

 

セブンカード・プラスのJCBとVISAで異なる内容

次にセブンカード・プラスのJCBとVISAで異なる内容について。

セブンカード・プラスのJCBとVISAでは、以下の3つで違いが出てきます。

  JCB VISA
 
利用できるお店
Suicaチャージポイント
ポイント対象外
ポイント0.5%
入会ポイント JCBのみ追加ポイントあり

ではそれぞれの違いについて見ていきましょう。

 

違い①:利用できるお店

もし海外でのカード利用もお考えなら、やはり世界シェアがNo.1のVISAがおすすめです。

 国際ブランドの世界シェア

  • VISA … 56%
  • MasterCard … 26%
  • 銀聯 … 13%
  • Amex … 3%
  • JCB … 1%
  • Diners/Discover … 1%

※NILSON REPORT(2016年4月)

このようにVISAは世界シェアが圧倒的に多いので、海外での利用にもおすすめできます。

逆にJCBだと海外での利用にはやや不安が残りますね。

とは言え、日本国内でのカード利用でしたら、JCBでも全く問題ありません。

日本国内ならJCB加盟店が街中にあふれています。

また、JCBは海外での利用に不安が残ると言いましたが、それなら別でもう1枚VISAのカードを持てばいいだけの話です。

利用できるお店については、そこまで大きく考えないでも問題ありません。

 

違い②:Suicaチャージポイント

セブンカード・プラスではモバイルSuicaへのチャージにも対応していますが、チャージポイントがもらえるのはVISAのみです。※チャージ自体はJCBも可能

なので普段からモバイルSuicaを使っている、あるいはモバイルSuicaを使ってみたい、という場合にはセブンカード・プラス(VISA)をおすすめします。

VISAブランドなら、モバイルSuicaチャージ&利用でポイントの二重取りも可能です。

 

違い③:入会ポイント

入会ポイントがお得なのはJCBのセブンカード・プラスです。

理由はわかりませんが、セブンカード・プラスではJCBブランドの方が入会ポイントを多くもらえます。

「国際ブランドはどっちでもいいかな~」

というのであれば、選択するだけで入会ポイントが多くもらえるJCBの方がおすすめです。

 

セブンカード・プラスのJCBとVISAの違いまとめ

今回はセブンカード・プラスのJCBとVISAの違いを解説してきました。

最後にセブンカード・プラスのJCBとVISAの違いについて改めてまとめます。

  • VISAは海外での利用に強い
  • モバイルSuicaチャージでポイントが付くのはVISAのみ
  • 入会ポイントが多くもらえるのはJCB

これらの違いをもとに、JCBとVISAがおすすめな人をそれぞれまとめます。

 JCBがおすすめな人

  • 入会ポイントをたくさんもらいたい人
  • 国際ブランドに特にこだわりがない人

 VISAがおすすめな人

  • 海外でのカード利用も考えている人
  • モバイルSuicaチャージでもポイントを貯めたい人

今回の内容を参考にセブンカード・プラスの国際ブランドを選んでみてください。

ちなみにセブンカード・プラスでは、ネットからの申し込みの方が入会特典を多くもらえます。

また、カード発行もネットからの申し込みの方がスムーズです。

セブンカード・プラスを申し込む際は、ネットからの申し込みでスムーズにカードを発行して、かつ特典をたくさんもらってくださいね♪

入会特典付きセブンカード・プラス公式サイト