紐付型のセブンカード・プラスでは、クイックペイ(nanaco)が利用可能です。※一体型のセブンカード・プラスは利用不可
このクイックペイについてですが、
「そもそもクイックペイって何?」
「お得なの?」
「申し込んで損することはない?」
などなど、疑問に思うことがたくさんないでしょうか?
せっかくクイックペイを申し込んだのにお得感がない、あるいは申し込んで損したなんてことになったら最悪ですよね…
クイックペイに申し込むなら、やはり何らかのメリットが欲しいところ。
ということで今回の記事では、セブンカード・プラスのクイックペイについて解説していきます。
セブンカード・プラスのクイックペイとは?
そもそもクイックペイとは何なのか?
クイックペイとは後払い式の電子マネーサービスのことです。
通常、電子マネーは事前にチャージして使うものですが、クイックペイは後払い式なので、事前チャージの必要がありません。
クイックペイ対象店のレジにて、「クイックペイで」と言って支払いをすれば、チャージ不要で支払いができます。
事前にチャージが必要な電子マネーのように、「支払おうとしたら残高不足だった…」なんて恥ずかしい思いをすることもありません(笑)
クイックペイで支払った金額分は、セブンカード・プラスのカード利用分と合算されて、後日引き落とされます。
ちなみにこちらのクイックペイマークのあるお店が、クイックペイの対象店です。
コンビニやドラッグストア、ガソリンスタンドなど、様々な店舗がクイックペイでの支払いに対応しています。
※クイックペイ対象の店舗はこちら。
ちなみにクイックペイには以下のようなメリットもあります。
- サインや暗証番号の入力が不要
- 紛失時には保険が適用される
店舗によってはクレジット払い時にサインが必要な店舗もありますよね。マツモトキヨシなんかがそうです。
クイックペイなら支払い時のサインの手間が省けて便利です♪
一体型のセブンカード・プラスはクイックペイ(nanaco)に非対応
セブンカード・プラスではnanacoカードと紐付して、クイックペイを利用することができます。
※クイックペイマークが付いていないnanacoカードは、クイックペイ利用不可。nanacoモバイルや家族カードもクイックペイ利用不可。
しかし、nanaco一体型のセブンカード・プラスは、クイックペイ(nanaco)に対応していません。
クイックペイ(nanaco)が利用できるのは、nanaco紐付型のセブンカード・プラスのみです。
nanaco一体型のセブンカード・プラスを申し込んでしまったら、クイックペイ(nanaco)は利用できませんので注意しましょう!
補足
クイックペイ専用カードなどでしたら、nanaco一体型のセブンカード・プラスでも紐付けはできます。
しかし、クイックペイ専用カードとnanaco一体型のセブンカード・プラスを紐付したところで、この後に説明するポイント面でのメリットを受けることはできません。
なのでこれ以降は、紐付型のセブンカード・プラスのクイックペイ(nanaco)の情報のみお伝えしていきます。
セブンカード・プラスのクイックペイ利用でポイントは付く?
セブンカード・プラスではクイックペイの利用でもポイントが付きます。
200円(税込)のクイックペイ払いに対し、1nanacoポイントの付与です。
ただ、これだけ見るとクイックペイ払いのポイントはメリットがありません。
というのも、セブンカード・プラスのクイックペイ払い以外の支払い方法では、以下のようなポイント還元率になっているからです。
- nanaco払い:1%
- クレジット払い:0.5~1.5%
クイックペイ払いのポイント還元率は0.5%なので、これらの支払い方法と比較してもお得感がありません。
じゃあクイックペイは使う意味が全くないのか?というと、そんなこともありません。
実はクイックペイでの支払いがお得になる場面というのも存在します。次の2つです。
- セブンイレブンでの利用
- クレジット払い非対応のクイックペイ加盟店での利用
ではこれらのクイックペイ利用場面について見ていきましょう。
クイックペイがお得な場面①:セブンイレブン
セブンイレブンでセブンカード・プラスのクイックペイを利用した場合、通常のクイックペイ加盟店よりもポイントを多くもらえます。
クイックペイ加盟店とセブンイレブンのポイント還元率比較
- 通常のクイックペイ加盟店:0.5%
- セブンイレブン:1.5%
このようにセブンイレブンでのクイックペイ利用はかなりお得です。
ただ、実はセブンイレブンでは、セブンカード・プラスのクレジット払いでも1.5%のポイントが付きます。
しかも、細かく計算すると、実はクイックペイ払いよりもクレジット払いの方がお得です。
クイックペイ加盟店とセブンイレブンのポイント還元率比較
- クイックペイ払い:200円(税抜)で1nanacoポイント+200円(税込)で2nanacoポイント
- クレジット払い:200円(税込)で3nanacoポイント
実は税込価格でポイントが付与される分、セブンカード・プラスではクレジット払いの方がお得なんですよね。
ただ、クイックペイはクレジット払いに比べて支払いはスムーズです。
ポイント面ではクレジット払いにやや劣りますが、利用してみる価値はあります。
クイックペイがお得な場面②:クレジット払い非対応のクイックペイ加盟店
クイックペイがお得な場面の2つ目が、クレジット払い非対応のクイックペイ加盟店での利用です。
クレジット払いに対応していないお店ということは、当然クレジット払いでポイントを貯めることもできません。
しかし、クレジット払いに対応していなくても、クイックペイに対応していれば、クイックペイ払いでポイントを貯めることができます。
すき家を例に挙げてみましょう。
すき家・江戸川興宮店では、クイックペイに対応しているものの、クレジット払いには対応していません。
こういった店舗で、クイックペイ払いによってポイントを貯められるということです。
ちなみにすき家・一之江駅前店では、クレジット払いにもクイックペイ払いにも対応しています。
こういった店舗では、クイックペイ払いはお得感がありません。
というのも、クレジット払いとクイックペイ払い、どちらの支払い方法でも200円(税込)に対して、1nanacoポイントが付くからです。
なので、ここで紹介したクイックペイ払いが生きてくるのは、クレジット払いに対応していないクイックペイ加盟店のみということになります。
セブンカード・プラスのクイックペイ申し込み方法
セブンカード・プラスでクイックペイを申し込む手順は、以下のようになっています。
- nanacoカードとセブンカード・プラス(紐付型)を発行する
- クイックペイ(nanaco)を申し込む
手元にnanacoカードやセブンカード・プラス(紐付型)がない場合は、これらのカードを揃えるところからのスタートです。
そして、セブンカード・プラスとクイックペイ(nanaco)を揃えた後、これらのカードの登録を済ませると通知が来ます。
通知が来たら手持ちのnanacoカードでクイックペイを利用することが可能です。
セブンカード・プラスのクイックペイ情報まとめ
今回はセブンカード・プラスのクイックペイについて詳しく解説してきました。
最後にクイックペイについてのメリットをまとめます。
クイックペイのメリット
- 支払いがスムーズ
- 事前チャージ不要で残高不足の心配がない
- サインや暗証番号の入力が不要
- セブンイレブンなら1.5%のポイントが付く
- クレジット払い非対応の店でも、クイックペイ払いでポイントを貯められる場合がある
セブンイレブンではセブンカード・プラスのクレジット払いの方がわずかにお得だと解説しましたが、それ以外の場面ではクイックペイを利用して損することはありません。
それに細かな点ではクレジット払いよりも、クイックペイ払いの方が優れています。
クイックペイは申し込んで損することはありません。
なのでクイックペイがどんなものか、試しに申し込んでみるのもいいかもしれないですね。
ちなみにクイックペイに対応しているセブンカード・プラスは、nanaco紐付型のみということも解説しました。
なので、これからセブンカード・プラスを発行してクイックペイを利用するなら、必ずnanaco紐付型のセブンカード・プラスを申し込んでくださいね。
nanaco一体型のセブンカード・プラスは、クイックペイ非対応なので要注意です!